
[セッティング] [GTR]エキスパートに聞け!P24-25
いよいよ最終回。
最後の質問がソレかよ!って感じですが、終わりですw。
GTR_Engineers_Handbook.pdf “THE EXPERTS SPEAK”p.24~p.25
空力パーツの調整にはどんなものがありますか?またその効果は?
HR:リアウィングをいじったり、リアディフューザーを広げたり狭めたり。フロントだと、バンパー内のウィングを調整したりできる。
CB:車高、Rake(車の前後の車高に差をつける)、ウィング、ガーニーフラップの大きさとか。
低い車高:ダウンフォースが増える
リアを高めにする:フロントのダウンフォースが増える
リアウィングを立てる:リアのダウンフォースが増え、ドラッグが増す。-->トップスピードは下がる。
大きいガーニーフラップをつける:リアのダウンフォースが増え、ドラッグが増す。-->トップスピードは下がる。
SBDT:
フロントスプリッタ-
フロントのダウンフォースを与えます。基本的に二枚のスプリッタ-があります。一枚の時はモンツァのような高速トラック用の設定(低ドラッグ/低ダウンフォース)でそれ以外は2枚使います。スプリッタ-は空力バランスのチューンに使うというより、まず空力セットアップの基本アプローチとして設定します。(高速トラック=1、通常トラック=2)
リアウィング
空力バランスのチューニングで使用します。12段階のウィング調整が可能です。フロントスプリッターの設定が1の時はウィングの設定は4~7の範囲で、フロントスプリッタ-の設定が2の時は9~12の範囲で使用します。
車高
車体の下面のダウンフォースをコントロールします。これはGTカーでは重要な要素です。NGTカーでは効果が少しだけ落ちます。車高と車の"pitch"または"rake"(車両前後の車高の差)によりダウンフォース量を制御できます。一般的に最大の効果を得るためには、車高はできるだけ低くし、ピッチはわずかになるように設定します。ガレージで設定する時は、通常はトラック上においてフロントよりリアの車高が20~25mm高くなるように設定します。NGTカーの場合は通常15mmにしますね。"pitch up"の状態は車の下面のダウンフォースをたくさん失ってしまうので、避けましょう。また、車高が下がって路面に触れてしまうと、底面の空気がストールし、車体下面の全てのダウンフォースが突然抜けてしまう恐れがあります。
fast bumpとslow bumpの値はどんな時に変えますか?また、それらのハンドリングに与える効果は?
HR:slow bumpは、ロールバーと同じように車全体の挙動に対して働くよ。fast bumpはトラック上のバンプに効果がある。
CB:Slow bumpのセッティングは、ブレーキ時、コーナリング時、加速時の車体の動きを制御する。
SBDT:
高速な揺れ(fast damping)の調整方法-
もし、トラックでのバンピーなセクションや縁石に乗り上げた時のハンドリングに問題がある時は、Fast Bumpを調整しましょう。Fast Bumpの設定はこれらうねりの衝撃をやんわりと吸収したい時に行います。しかし、やわらかいとシャーシのゆれる状態が長く続くため、柔らかさの設定はそれを落ち着かせる時間との兼ね合いになります。もし車がアンダーステア傾向ならば、フロントのfast bumpをやわらかくし、合わせてfast reboundも下げてください。もし車がバンプにおいてオーバーステアになるならば、リアのfast bumpとfast reboundをやわらかくしてください。もしコーナーで外側に車が流れていくようならば、4輪すべてのダンパーを柔らかめにしてください。そして、もし車が全くバンプを感じなくなったら、感じるようになるまでショックを硬くしていき、そこから1,2クリック分だけ柔らかめにもどすといいでしょう。
ゆっくりとした揺れ(slow damping)の調整方法-
ゆっくりとした揺れは、定常走行状態から向きを変えたり姿勢を変えたりする場合に発生する過重移動時のレースカーのバランスに対して主に影響を与えます。これはドライバーの入力(ステアリング操作、ブレーキ操作、アクセル操作)と関係します。このゆっくりとした揺れに対する最も一般的な調整は、コーナーへの進入時や脱出時のレースカーの相反する操作性を解決するものです。例えば「コーナー進入時ではアンダーステアだけれども、脱出時ではオーバーステアになる」といったような問題です。Slow Bumpの調整はこれらの操作性の調整に主に役立ちます。コーナー進入でのアンダーステアはフロントのSlow Bumpを柔らかくすることか、リアのSlow Reboundを硬くすることで解決します。コーナー進入時のオーバーステアはフロントのSlow Bumpを硬くするか、リアのSlow Reboundを柔らかくします。コーナー脱出時のパワースライドを抑えるには、リアのSlow Bumpを柔らかくするか、フロントのSlow Reboundを硬くします。
トラックを走ってると酔ってしまいます。解決できますか?
SBDT:はい。OptionsタブにあるG-force simulationの数値を減らしてください。
<終わり>
ここまで読んだ方、お付き合いありがとうございました。
あとは、硬い柔らかいが数字でどっちなのかということですかねw(まあ値が小さい方が柔らかいのではないかと思いますが)
さて、訳すのと実践で使うのとはまた別の話。まだまだ消化するには時間がかかりそうです。
間違いあったらドンドン指摘してくださいませ。m(_ _)m
最後の質問がソレかよ!って感じですが、終わりですw。
GTR_Engineers_Handbook.pdf “THE EXPERTS SPEAK”p.24~p.25
空力パーツの調整にはどんなものがありますか?またその効果は?
HR:リアウィングをいじったり、リアディフューザーを広げたり狭めたり。フロントだと、バンパー内のウィングを調整したりできる。
CB:車高、Rake(車の前後の車高に差をつける)、ウィング、ガーニーフラップの大きさとか。
低い車高:ダウンフォースが増える
リアを高めにする:フロントのダウンフォースが増える
リアウィングを立てる:リアのダウンフォースが増え、ドラッグが増す。-->トップスピードは下がる。
大きいガーニーフラップをつける:リアのダウンフォースが増え、ドラッグが増す。-->トップスピードは下がる。
SBDT:
フロントスプリッタ-
フロントのダウンフォースを与えます。基本的に二枚のスプリッタ-があります。一枚の時はモンツァのような高速トラック用の設定(低ドラッグ/低ダウンフォース)でそれ以外は2枚使います。スプリッタ-は空力バランスのチューンに使うというより、まず空力セットアップの基本アプローチとして設定します。(高速トラック=1、通常トラック=2)
リアウィング
空力バランスのチューニングで使用します。12段階のウィング調整が可能です。フロントスプリッターの設定が1の時はウィングの設定は4~7の範囲で、フロントスプリッタ-の設定が2の時は9~12の範囲で使用します。
車高
車体の下面のダウンフォースをコントロールします。これはGTカーでは重要な要素です。NGTカーでは効果が少しだけ落ちます。車高と車の"pitch"または"rake"(車両前後の車高の差)によりダウンフォース量を制御できます。一般的に最大の効果を得るためには、車高はできるだけ低くし、ピッチはわずかになるように設定します。ガレージで設定する時は、通常はトラック上においてフロントよりリアの車高が20~25mm高くなるように設定します。NGTカーの場合は通常15mmにしますね。"pitch up"の状態は車の下面のダウンフォースをたくさん失ってしまうので、避けましょう。また、車高が下がって路面に触れてしまうと、底面の空気がストールし、車体下面の全てのダウンフォースが突然抜けてしまう恐れがあります。
fast bumpとslow bumpの値はどんな時に変えますか?また、それらのハンドリングに与える効果は?
HR:slow bumpは、ロールバーと同じように車全体の挙動に対して働くよ。fast bumpはトラック上のバンプに効果がある。
CB:Slow bumpのセッティングは、ブレーキ時、コーナリング時、加速時の車体の動きを制御する。
SBDT:
高速な揺れ(fast damping)の調整方法-
もし、トラックでのバンピーなセクションや縁石に乗り上げた時のハンドリングに問題がある時は、Fast Bumpを調整しましょう。Fast Bumpの設定はこれらうねりの衝撃をやんわりと吸収したい時に行います。しかし、やわらかいとシャーシのゆれる状態が長く続くため、柔らかさの設定はそれを落ち着かせる時間との兼ね合いになります。もし車がアンダーステア傾向ならば、フロントのfast bumpをやわらかくし、合わせてfast reboundも下げてください。もし車がバンプにおいてオーバーステアになるならば、リアのfast bumpとfast reboundをやわらかくしてください。もしコーナーで外側に車が流れていくようならば、4輪すべてのダンパーを柔らかめにしてください。そして、もし車が全くバンプを感じなくなったら、感じるようになるまでショックを硬くしていき、そこから1,2クリック分だけ柔らかめにもどすといいでしょう。
ゆっくりとした揺れ(slow damping)の調整方法-
ゆっくりとした揺れは、定常走行状態から向きを変えたり姿勢を変えたりする場合に発生する過重移動時のレースカーのバランスに対して主に影響を与えます。これはドライバーの入力(ステアリング操作、ブレーキ操作、アクセル操作)と関係します。このゆっくりとした揺れに対する最も一般的な調整は、コーナーへの進入時や脱出時のレースカーの相反する操作性を解決するものです。例えば「コーナー進入時ではアンダーステアだけれども、脱出時ではオーバーステアになる」といったような問題です。Slow Bumpの調整はこれらの操作性の調整に主に役立ちます。コーナー進入でのアンダーステアはフロントのSlow Bumpを柔らかくすることか、リアのSlow Reboundを硬くすることで解決します。コーナー進入時のオーバーステアはフロントのSlow Bumpを硬くするか、リアのSlow Reboundを柔らかくします。コーナー脱出時のパワースライドを抑えるには、リアのSlow Bumpを柔らかくするか、フロントのSlow Reboundを硬くします。
トラックを走ってると酔ってしまいます。解決できますか?
SBDT:はい。OptionsタブにあるG-force simulationの数値を減らしてください。
<終わり>
ここまで読んだ方、お付き合いありがとうございました。
あとは、硬い柔らかいが数字でどっちなのかということですかねw(まあ値が小さい方が柔らかいのではないかと思いますが)
さて、訳すのと実践で使うのとはまた別の話。まだまだ消化するには時間がかかりそうです。
間違いあったらドンドン指摘してくださいませ。m(_ _)m
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この記事へのコメント
昨日は鯖thx&おつかれさまでしたー。
そして翻訳もおつかれさまです!
後生大事に保管したいと思います!?
いやほんとに助かりました、ありがとうございました!
まだsetまで及んでないですが、いずれ使わせていただきます。
そして翻訳もおつかれさまです!
後生大事に保管したいと思います!?
いやほんとに助かりました、ありがとうございました!
まだsetまで及んでないですが、いずれ使わせていただきます。
SETの実践はこれからですが、まだまだ未消化ですぅ~。時間も無いし~と言い訳^^;
またレアサーバー立てたいと思います。その時はよろしく~!ノシ
またレアサーバー立てたいと思います。その時はよろしく~!ノシ

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